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- 物価と金利が上昇し続けるなか、どこに投資すべきか?――あるリサーチ会社の見解
物価と金利が上昇し続けるなか、どこに投資すべきか?――あるリサーチ会社の見解

- NDRによると、市場が高インフレ局面に入るにつれ、新たな株式の勝者が台頭する可能性がある。
- 同調査会社は、インフレが上昇している局面ではバリュー株がアウトパフォームする傾向があると述べた。
- 不動産、エネルギー、素材、資本財セクターも投資機会を提供する可能性がある。
イランとの戦争が市場のパラダイムシフトを引き起こし、新たな株式の勝者を生み出す可能性がある。
ネッド・デービス・リサーチ(Ned Davis Research)によると、投資家がディスインフレと緩やかな成長拡大という理想的なシナリオに慣れ始めていた矢先、原油価格の急騰が市場を新たな局面へと押し込む脅威となっている。この紛争の結果として、高インフレと成長鈍化がもたらされる可能性があるという。
インフレが上昇する局面では、市場のリーダーシップは歴史的にシフトしてきた。同社は木曜日(22日・米時間)のレポートで、新たな勝者として台頭し得る株式の新たなカテゴリーが存在すると記した。
リサーチャーは消費者物価の急上昇を指摘した。4月のインフレ率は前年比3.8%のペースに加速し、約3年ぶりの高水準となっている。

Madison Hoff/BI
「データは、2022年10月の弱気相場の底値以降の強気相場を支えてきたディスインフレの背景がもはや存在せず、代わりにインフレという逆風へと転換したことを示唆している」と、同社のストラテジスト、ロブ・アンダーソン(Rob Anderson)氏とアナリストのタン・グエン(Thanh Nguyen)氏は述べた。
同調査会社は、歴史的に高インフレ局面を乗り越えてきた市場の複数の分野を特定した。投資家向けの主要なポイントは以下の通りだ。
バリュー株を選ぶ
同社によると、インフレ環境は景気敏感セクターとディフェンシブセクターの双方において、バリュー株に恩恵をもたらす傾向がある。
NDRの1972年以降のセクター別パフォーマンス分析によると、インフレが上昇している局面では、市場の上昇はエネルギー、生活必需品、ヘルスケア、素材に最も集中していた。

Jennifer Sor/BI
歴史的に、エネルギーは最もパフォーマンスの高いセクターであり、相対的に12%の上昇を記録した。
それに続いたのが生活必需品(相対的に4.3%上昇)とヘルスケア(同4%上昇)だった。
不動産、エネルギー、素材、資本財を検討する
高インフレ局面では、不動産、エネルギー、素材、資本財セクターで収益が最も強くなる傾向がある。
不動産セクターは、インフレ上昇局面において平均34%の1株当たり利益(EPS)成長率を記録している。NDRの分析によると、エネルギーと素材セクターは通常、約30%の利益成長を示している。

Jennifer Sor/BI
「これらのセクターは総じてインフレへの感応度が最も高く、インフレ低下局面では最も弱い利益成長率を記録している。この統計は、各セクターが価格上昇を転嫁する能力だけでなく、高インフレに伴うことが多い力強い経済のメッセージも反映している可能性が高い」と同社は記した。
金融株は避ける
同社によると、インフレが上昇している局面では、金融セクターは「大差をつけて」最も弱いセクターであり、平均11%の相対的損失を記録している。
金融株は高インフレ局面で打撃を受けやすい。物価上昇が金利を長期にわたって高止まりさせる可能性があるためだ。NDRは、それが利息・調達コストの増加をもたらし、ポートフォリオ損失につながる可能性があると付け加えた。
「金融セクターはグロース/バリューの傾向における最大の例外だ。同セクターはレンジ相場の環境で最もパフォーマンスが良い」と同社は述べた。
投資家はFRBの利下げ見通しを考慮する際に、市場全体に対して慎重になる可能性があると、同社は示唆した。リサーチャーは、FRBの政策転換後の株式パフォーマンス分析を引用し、歴史的にFRBが緩和サイクルを6カ月以上停止した場合、その後4カ月以内に市場全体が急激な調整を経験すると述べた。
FRBが最後に利下げを行ったのは12月であり、金融政策変更の停止期間は6月に6カ月の節目を迎えることになる。
「現在のケースはおそらく停止カテゴリーに分類され、イランとの戦争に起因しながらも典型的な調整パターンをたどっている。株式は平均的に、最初の下落後に回復する傾向があった」とNDRは付け加えた。

























