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- AIが仕事を奪うのではないかと心配になり、データアナリストの仕事を辞めました

- リス・クーパーさんは、AIに自分の仕事を奪われるのではないかと不安に感じ、データアナリストの仕事を辞めた
- オーストラリアに住むクーパーさんは、テック業界そのものにも次第に失望を感じるようになっていた。
- クーパーさんは自分のキャリアの次の一歩を決めなければならない状況にある。「(どうなるか分からず)なんだか怖いような気がする」と話している。
本記事は、テック企業でデータアナリストとして働いていたオーストラリア・メルボルン在住で30歳のリス・クーパー(Lis Cooper)さんが、AIによって将来的に自分の仕事が置き換えられる不安や、業界に失望し、その職を離れた経緯について語ったインタビューに基づいている。文章は読みやすさと長さを考慮して編集している。
私は大手テック企業でデータ分析を担当していて、その仕事にはやりがいを感じていた。ある会議で経営陣が今後数年間でAI(人工知能)によるデータ分析に対応するためにデータウェアハウスを再構築する計画を説明した。
そこで私は手を挙げ、「データウェアハウスをAI向けに最適化するとのことですが、私たちはデータアナリストです。この計画は私たちの業務とどう関係するのでしょうか」と問いかけた。
すると彼らは、私たちはデータウェアハウスの構築に取り組むことになり、データ分析の業務に注力する必要はなくなると説明した。
ここ5年間の私の仕事はグラフを作成することだったが、会社はその作業をAIが担い、自動的にグラフを生成するようになると会社側は説明した。
私は落胆した気持ちで周囲のデータアナリストの同僚たちを見渡した。彼らは大きく2つのタイプに分かれていると感じた。AIを強く信奉する人と「ラッダイト運動の支持者(Luddites)」だ。私は「ラッダイト運動の支持者」という言葉を肯定的な意味合いで使っている。なぜなら、自動化に懐疑的であることは悪いことではないからだ。
その日の夕方、私は会社を辞めた方がいいと考えるようになった。他の企業の動きを見ても、AIへの対応は私の会社だけが特別なのではなく、多くの企業が同じ方向に進んでいるとわかったからだ。
私には住宅ローンもあり、給料がなければ返済できないため、まずは自分の資金面を整理する必要があった。あの会議の日から退職までにおよそ3カ月かかったのは、自宅を売却しなければならなかったからだ。
会社を離れると判断したのは、AIだけが理由ではない。ここ数年で業界そのものへの信頼が揺らいでいたのだ。人々がテクノロジーに過度に依存するようになっていることや、テック企業が富の格差を広げかねないことに強い懸念を抱いていた。また、データセンターが環境に与える影響にも納得できなかった。
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