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【5月25日 AFP】ローマ・カトリック教会の教皇レオ14世は25日、最初の回勅(かいちょく)「Magnifica Humanitas(壮大なる人間性)」を発表した。教皇はこの中で、米国のドナルド・トランプ政権が提唱する「正当な戦争(正義の戦争)」という概念は「時代遅れ」であると一蹴し「人類は暴力的な権力文化へと滑り落ちつつある」と強い危機感を示した。
教皇は「厳格な意味での自衛権を損なうことなく、これまであらゆる戦争を正当化するために乱用されてきた『正当な戦争』理論が、もはや時代遅れであることを再確認することが今こそ重要だ」と強調した。
また、急速に発展する人工知能(AI)技術がもたらす倫理的課題にも触れ、AIの「武装解除」と「人間中心の技術への転換」を求めた。
教皇は、地政学的・商業的な覇権争いを背景とした「より強力なアルゴリズムや膨大なデータセットの開発競争」に警鐘を鳴らし、技術が解放をもたらす一方で、コンテンツモデレーターや採掘労働者などの「新たな形態の奴隷制」を生み出していると指摘。
また「技術が地球規模の従属関係を生むのであれば、それは人間の尊厳という根本原則に矛盾する。新たな奴隷制との戦いこそが、AIの倫理的見極めの決定的な試金石だ」として、国際的な規制強化を強く呼びかけた。(c)AFP
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