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【6月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領が首都ワシントンでの肝いりのプロジェクトの一つに、「リンカーン記念館のリフレクティング・プール(反射池)の色を星条旗の青にする」というものがある。
しかし、プールには大量の藻が発生し、その色はトランプ氏が求めていた星条旗の青ではなく、沼地のような緑色になった。
中国から訪れたという観光客のルーさん(43)は、撮影した写真で緑色に見えてしまうことを危惧していたが「まあ、フィルターを使って藻を隠すから」と苦笑いした。
この「藻の侵略」が起きたのは、プールの塗り替えプロジェクト完了後わずか数日後のことだった。この計画は、ホワイトハウスでの舞踏室(ボールルーム)増設やポトマック川沿いの巨大なアーチ建設など、首都に自身の足跡を残そうとするトランプ氏の計画の一環として行われた。
ナショナル・モールにあるリフレクティング・プールは、ワシントン記念塔をその水面に映し出すよう設計されている。トランプ氏はこの度、この細長いプールの底を「星条旗の青(アメリカン・フラッグ・ブルー)」と呼ぶ色に塗り替えるよう指示していた。
1922~1923年にかけて建設され、米首都の重要なランドマークとなっているこのリフレクティングプールを見下ろしながら、公民権運動の象徴であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師は1963年に「私には夢がある」と有名な演説を行った。
プールの藻は、週末の高温によって爆発的に増えたとみられている。
米国立公園局(NPS)は、塩素よりも刺激の少ない過酸化水素に加え、「ナノバブルオゾン技術」と呼ばれる手法で藻を死滅させる水質処理を行っていると発表した。
このプール塗り替えのプロジェクトをめぐっては、数百万ドルにのぼる巨額の費用や、請負業者の不透明な契約プロセスに対して厳しい目が向けられてきた。契約したのは、トランプ氏が所有するゴルフ場での仕事を請け負ったことのある企業で、競争入札なしの随意契約だった。(c)AFP/Louise LE BORGNE
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