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【4月26日 AFP】中国の支配下にないチベット人は26日、亡命政府の選挙で投票する。この選挙は、敬愛される精神的指導者であるダライ・ラマ14世(90)のいない未来に向けてその重要性が高まっている。
インドに拠点を置くチベット亡命政府(CTA)は、中国から「分離主義の政治団体に過ぎない」と非難されている。しかし、ダライ・ラマ14世が2011年に亡命政府に設けた首相職に政治的権限を移譲して以降、亡命者らにとっては重要な機関である。
「私たちの投票は重要だ」と語るのは、初めて投票するという19歳のテンジン・ツェリンさん。投票をつ間に若者の代表者を増やしたいとの考えを示し、「私たちのコミュニティがどこに向かっているを示す必要がある。過去だけではなく」と続けた。ツェリンさんが質問に答えたインド南部カルナタカ州バイラクッペは、ヒマラヤ高原以外にあるチベット人コミュニティとしては最大規模を誇る。
投票は中国を除く27か国で行われる。登録有権者は計9万1000人。
選挙では伝統3州から各10人、5つの宗教宗派から各2人、さらにディアスポラ代表5人の合わせて45議席を選出する。議会の任期は5年。
政府指導者であるペンパ・ツェリン首相は、予備選の時点で61%の票を獲得し、2月に再選を果たしている。
1959年に中国軍が反乱を鎮圧した後、チベットの首都ラサから逃れ、インドに拠点を置いているダライ・ラマ14世。後継者については、インドの亡命政府のみだけがその権利を持つとしているが、支持者たちは中国が昨年、ダライ・ラマ14世の後継者を承認する必要があると明言したことを強く懸念している。
中国外務省は亡命政府を「中国の憲法と法律を完全に違反する違法組織」と呼び、選挙は「茶番」だとして一蹴している。
結果は5月13日に発表される予定だ。(c)AFP/Tenzin WOEDEN
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