























【6月23日 AFP】北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は23日、米国と韓国による軍事近代化の動きが地域を「核戦争の瀬戸際」へと追い込んでいるとして、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が国防力の強化を誓ったと報じた。
KCNAによると、金氏は「国家の国防力をより迅速に強化するというわが党と国家の確固たる政策的立場を再確認した」という。
金氏は、22日まで3日間にわたって開催された朝鮮労働党の会議で演説し、幹部らが政策方針を総括したとされる。
KCNAによると、金氏は「米国と韓国は、地域における武力の増強と近代化に向けた動きをますます露骨にしながら、韓国の原子力潜水艦の保有を推し進めている」と言及。こうした動きが「朝鮮半島情勢を核戦争の瀬戸際へと追い込んでいる」と主張した。
このような事態に直面する中、「自衛のための強力かつ絶対的に信頼できる抑止力をさらに拡大・強化すること」が北朝鮮の「確固たる立場」であると同氏は述べた。
また会議では「核戦力を一貫して拡大・強化することは、予測不可能な国際軍事政治情勢に能動的かつ自信を持って対処するための最も正当で唯一の道であるとの認識で一致した」とされ、北朝鮮による「核技術を基盤とした」戦争抑止力の開発は「加速的に」進められるとされた。
こうした動きについて韓国政府系シンクタンク「韓国統一研究院」のアナリストは、「実質的に非核化協議の余地を完全に閉ざし、核保有国としての地位の不可逆性(後戻りできないこと)を既成事実化するものだ」と分析。さらに、北朝鮮には「核兵器を恒久的な外交・戦略的切り札(外交カード)として利用する」意図があることを示していると付け加えた。(c)AFP
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