























【6月17日 東方新報】中国製のモジュール住宅が海外市場で存在感を高めている。中国・広東省(Guangdong)広州(Guangshou)税関が5月27日に発表したところによると、今年1~4月、広州税関管区の企業によるモジュール住宅の輸出額は14億元(約329億3206万円)に達し、前年同期比38.1%増となった。
モジュール住宅は、住宅を複数のユニットに分け、工場内で構造、設備、内装などを一体的に製造・検査した後、現地で組み立てる建築方式だ。従来型建築に比べ、工期が短く、省エネ性や環境性能に優れ、用途への対応力も高いことから、中国内外の建設業界で注目を集めている。
広州税関傘下の肇慶税関はこのほど、香港向けに輸出される重さ約431トンのモジュール住宅を監督・検査した。これは今年に入ってから79件目となる。今年1~4月、同税関が扱ったモジュール住宅の輸出額は2億6000万元(約61億1595万円)に達した。
広東鋁遊家科技(Aluhouse)の物流マネージャー、冼金生(Xian Jinsheng)氏によると、今回輸出されたモジュール住宅は主に香港の大型民生プロジェクトで使用される。製品は香港到着当日に設置作業を完了でき、建設期間を大幅に短縮できるという。今年1~4月、同社のモジュール住宅輸出額は1億6000万元(約37億6366万円)に達し、すでに昨年通年の実績を上回った。
「モジュール住宅はオーストラリアやニュージーランドなどで評価が高まり続けている。現地では従来型建築のコストが高く、工期も長い上、天候の影響を受けやすい。さらに遠隔地では住宅不足も深刻だ」。広東省仏山市(Foshan)美宗房屋科技の龐明元(Pang Mingyuan)総経理はそう語る。同社によると、モジュール住宅は90%以上の工程を工場で完了でき、新築住宅も「積み木」のように組み立てられる。引き渡し期間は従来型建築の3分の1程度で済むという。
「現在、当社製品はオーストラリア、米州、欧州などで導入され、海外プロジェクトの累計引き渡し件数は20件を超えている」と龐氏は話した。
広州税関統計分析処の周厚沛(Zhou Houpei)副処長は、税関として今後も監督・サービス体制を最適化し、越境貿易の利便性向上を進めることで、モジュール住宅など特色ある産業の国際競争力向上を支援していく考えを示した。(c)東方新報/AFPBB News
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