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【6月17日 AFP】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領の報道官室は17日、李大統領がドナルド・トランプ米大統領に対し、「中東の紛争を解決したように」北朝鮮との和平を実現できるよう協力を要請したと発表した。
米国とイランは19日、戦争を終結させるための覚書(MOU)に署名する予定。これに伴い、トランプ政権が次の関心を北朝鮮に向けるのではないかとの憶測が広がっている。
トランプ氏自身も、イランとの合意を発表した直後、2018年のシンガポール首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記と並んだ写真を、説明文なしでSNSに投稿し、その関心を煽っていた。
韓国大統領府の17日の声明によると、フランスで開催された主要7か国首脳会議(G7サミット)の際、トランプ氏が李大統領に対し、南北関係の進展について尋ねたという。
その際、李大統領は「中東紛争を解決されたように、北朝鮮問題の平和的解決に向けても(トランプ氏が)主導的な役割を果たしてほしい」と要請。これに対し、トランプ氏も「北朝鮮問題の解決に向けて取り組む意向」を示したとされる。
李大統領は、強硬派だった前任の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏とは対照的に、北朝鮮に対して融和的なアプローチをとっている。しかし、北朝鮮側は韓国からの対話の提案を拒否しており、韓国を「最も敵対的な国」と公式に位置づけ、自国を「不可逆的な」核保有国であると繰り返し宣言している。
北朝鮮の専門家らは、金正恩氏とトランプ氏の会談が実現する可能性は低いとみている。
韓国・北韓大学院大学の梁茂進(ヤン・ムジン)前総長はAFPに対し、「北朝鮮の視点からすれば、米国と会う理由は事実上存在しない」と語る。金氏は他国との関係強化を進めており、ロシアによるウクライナ侵攻を支援するために軍や弾薬を派遣している。
また最近、金氏は中国の習近平国家主席を平壌に迎えたばかりだ。首脳会談をめぐる両国の公式発表では、北朝鮮に核兵器を放棄させる(非核化の)問題については一切触れられておらず、専門家は「中国が北朝鮮の核保有を暗黙のうちに容認したことを示している」と分析している。(c)AFP
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