


















【6月12日 CGTN Japanese】国際学術誌「ネイチャー」にこのほど掲載された生物学の論文によると、研究チームはこれまで知られていなかった若い働きバチのグループを発見しました。このグループは、独自の物理化学的特性を持つピーナツ型の蜜蝋製巣房の中で女王バチを育てる役割を担っており、女王バチ専用の巣房(王台)を築く専属の「王室建築家」と称されています。
中国農業科学院のチームが主導し、米カリフォルニア大学リバーサイド校などの共同研究者と共に発表されたこの論文では、女王バチの巣房が単なる構造上の容器にとどまらず、精緻に構築された微小環境でもあり、女王バチの発育に決定的な役割を果たしていることも明らかになりました。
論文の共同筆頭著者である中国農業科学院ミツバチ研究所の王凱研究員と薛暁鋒研究員によると、研究チームは女王バチの巣房の蜜蝋成分について一連の実験をおこないました。その中で、走査型電子顕微鏡を用いた分析により、女王バチの巣房の蜜蝋にはユニークな物理的・化学的特性があり、密度が低く、より柔軟性に富み、働きバチの巣房よりも融点が高いという特徴を持っていることが判明しました。
さらに研究チームは、女王バチの巣房専属の「王室建築家」と呼ばれる独特なタイプの働きバチも発見しており、これらは特殊な生理的適応の特徴があります。通常の働きバチの巣房「建築家」と比べ、女王バチの巣房「王室建築家」は、より若く、胸部の温度がより高く、代謝活動も異なっていました。行動の追跡調査によると、これらの働きバチは建築プロセスにおいて既存の蜜蝋材料を単純に再利用するのではなく、女王バチの巣房の蜜蝋を積極的に改変、濃縮、希釈していることが示されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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