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【6月18日 AFP】オーストラリアの極右政党ワンネーション党のポーリン・ハンソン党首(上院議員)が17日、「イスラム過激派」やメディアを痛烈批判し、国際機関から同国を脱退させると表明した。
ワンネーション党は長らく脇に追いやられてきたが、今年に入ってから支持率を急速に伸ばしており、世論調査の政党支持率で首位になっている。
ドナルド・トランプ米大統領やフランスの極右政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン氏に長年なぞらえられてきたハンソン党首は、最近の世論調査で、次の首相として誰がふさわしいかを尋ねたところ、トップに選ばれた。
ハンソン党首は首都キャンベラの全豪記者協会で国内のトップ政治記者らを前に演説し、自身の台頭を「一過性のもの」として片付けてきたメディアを糾弾した。
「政治的既成勢力(政治的エスタブリッシュメント)やそれを支持するメディアが流すこのようなたわ言に、オーストラリア国民はもうだまされない」「メディアに答えるつもりはない。オーストラリア国民に答えるつもりだ」と述べた。
また、米国でイーロン・マスク氏が率いた政府効率化省(DOGE)になぞらえる形で、政府支出の大幅な削減を約束したが、自身が廃止すると宣言した先住民省の名称を言い間違える場面もあった。
ハンソン党首はトランプ政権へのさらなる賛同を示し、オーストラリアも国際機関との関係を見直す必要があると主張。
「国連との関係を見直す必要がある」「私たちはあまりにも多くの場面で指図されてきた。国民は主権を取り戻したいと考えている」と述べた。
さらに、近隣の太平洋島しょ国が中国から開発援助を受け続けるのであれば、こうした国々への援助を打ち切ると表明した。
ハンソン党首は、「中国は私にとって本当に大きな懸念材料だ」と述べた。
さらに、公共放送に対する国家の支援を削減すると約束し、税金で運営されている公共放送SBSの記者に対して「あなたは失業することになる」と述べた。
エネルギー問題については、アジアのパートナー国に依存するのではなく、国内で「掘って、掘って、掘りまくれ」と主張した。
演説は、労働者の賃金引き上げにハンソン党首が反対していると非難する横断幕を広げた活動家たちの乱入によって一時的に中断された。
世論調査)では、ワンネーション党が次期総選挙において単独で過半数を獲得するとは予想されていないが、右派政党による連立政権において「キングメーカー」の役割を果たし大きな影響力を持つ可能性があることが示唆されている。
オーストラリア政府は、経済や住宅問題をめぐる「正当な懸念」が極右への支持拡大を後押ししていることを認めている。一方で、ワンネーション党の政策については、社会を分断するものだとして退けている。(c)AFP
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