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【5月31日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は30日、米国の建国250年を祝う行事の一環として予定されるコンサートの出演予定アーティストが相次いで辞退を表明していることを受け、コンサートの中止を要求した。コンサートに代わるイベントとして、自身を主役とする政治集会を開催すべきとも主張している。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「250周年を祝うために、誰も聞きたがらない退屈な音楽を演奏する高額な歌手たちを呼ぶ代わりに、巨大な『MAGA(米国を再び偉大に)』集会を開くべきだ」とし、「(コンサートは)中止しろ」と付け加えた。
米首都ワシントンで開催されるコンサートへの出演が予定されていたアーティストの一部は、「イベントの政治化」を辞退の理由に挙げている。
このコンサートは、トランプ氏が支持する官民連携団体「フリーダム250」がナショナル・モールで主催する大規模イベントの一環として、6月25日に開幕する予定だった。
当初発表されたアーティスト9組のうち5組が辞退を表明したことを受け、トランプ氏はSNSに「アーティストたちが出演に対して『怖気づいている(イップスにかかっている)』のは理解している」と書き、「だから、世界中どこでもナンバーワンの注目を集める男、エルビスの全盛期よりもはるかに大きな観客を集める男…そして、ある人々からすれば史上最高の大統領(THE GOAT=史上最高!)と言われる男、ドナルド・J・トランプを、これら高額報酬の三流『アーティスト』の代わりに登場させることを考えている」と述べた。
トランプ氏は、ナショナル・モールで「アメリカ・イズ・バック・ラリー」を開催する可能性を検討するよう側近に指示したとし、自身が「大統領時代からずっとやってきたように、国を前進させるスピーチ」を行う計画を示唆した。
29日までに、カントリー歌手のマルティナ・マクブライドさんや、1980年代に人気を博したロックバンド「ポイズン」のフロントマン、ブレット・マイケルズさんらが辞退を発表した。
マイケルズさんは、「残念ながら、私たちに提示された『国を祝うイベント』は、私が参加することに同意したものよりもはるかに分裂的なものに変わってしまった」とフェイスブックに投稿した。
現在、出演が予定されているアーティストには、バニラ・アイスやC+Cミュージック・ファクトリーらが含まれている。ただ、全盛期を数十年前に迎えたミュージシャンばかりが残るラインナップをめぐっては、SNS上で皮肉めいたコメントが相次いでいる。(c)AFP
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