




















【5月25日 AFP】台湾海巡署(沿岸警備隊)は24日、南シナ海で係争中の東沙諸島(別名:プラタス諸島)付近で、同署巡視船が中国海警局の船舶と2日間にわたる「にらみ合い」の状態にあったと発表した。
海巡署の声明によると、この事案は23日に東沙諸島の「制限水域」内で始まった。東沙諸島は台湾が実効支配しているものの、中国政府もこの戦略的要衝である海域の大部分とともに、同諸島の領有権を主張している。
声明によると、巡視船「台中」が中国海警局の船を退去させようとした後、「両者は海上で、無線を通じて主権をめぐる口頭での激しい応酬を繰り広げた」という。
声明によれば、中国側の無線オペレーターは「台中」に対し、海警3501号は「定期巡回任務」中であり、「われわれの行動を妨害するな」と告げた。
これに対し、台湾側は「『あなた方の行動こそが、中国の平和が虚偽であることを証明しており、国際社会はあなた方を支持しない。平和を破壊しないでほしい』と応じた」という。
この声明の発表から数時間後、中国側の船舶は「制限水域から出た」と発表されている。
台湾の安全保障当局者は23日、中国が黄海から南シナ海、西太平洋に広がる水域に、海軍や海警局などの船舶100隻以上を展開させていると述べていた。この配備は、米国のドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席による首脳会談の前に始まり、会談終了後に100隻以上まで増えた。
トランプ氏は、台湾への武器売却を中国との交渉材料として利用する可能性を示唆し、台湾側の不安を引き起こした。中国は台湾を自国領と主張し、武力行使による併合も辞さない構えを見せている。(c)AFP
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