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【6月16日 AFP】ギャングによる拉致や殺害などが横行するカリブ海の島国ハイチ(人口約1200万人)で今年、ギャングに少なくとも2300人が殺害され、100人近くが拉致された。国連が15日、発表した。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のボルカー・ターク高等弁務官はハイチ当局に対し、不処罰の横行に対処するよう求めた。
米州(南北米、カリブ海の総称)で最も貧しい国であるハイチでは長年、強力なギャングによる殺人、レイプ、略奪、拉致が横行し、政情不安が続いている。
ターク氏は「ハイチで今年、ギャングの暴力によって少なくとも2300人が死亡し、1100人が負傷、99人が拉致された」と指摘。
「ハイチ当局に対し、不処罰に対処するための司法部門の設置を迅速に進めるよう求める」「ギャング制圧部隊(GSF)を至急必要とされるが、国際人権法に準拠して運用されなければならない」と述べた。
国連安全保障理事会は昨年、ギャングの無力化を任務とする新たな国際部隊「GSF」の設置を承認した。
GSFは、これまでの「ハイチ多国籍治安支援ミッション(MMAS)」に代わって、段階的に展開される予定だ。(c)AFP
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