




















【6月16日 CGTN Japanese】中国科学院地質と地球物理研究所の研究チームは、自ら開発した高解像度の世界データ同化モデルを用いて、2億7000万年にわたる地球のプレートの沈み込みの進化過程を再現し、マントルプルーム(高温のマントルが深部から上昇する巨大な柱)の活動パターンをシミュレーションすることで、世界に存在するあらゆるタイプの海山に共通する形成要因を突き止めました。この研究成果は6月10日に国際学術誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に掲載されました。
世界の各大洋には4万以上の海山が点在しています。従来の一般的な見解では、地球内部の高温のマントルプルームが移動するプレートと遭遇したことで、連綿と続く海底火山列が形成されると考えられてきました。しかしこの特徴に合致する火山列は50余りしか存在せず、数が多く広く分布する海山全体を説明することはできなかったため、海山の形成要因は学界で長年にわたる難問でした。
中国の研究チームは、スーパーコンピューターの「天河」を活用してシミュレーションを行い、全地球のマントルプルームの位置やマントル軟流圏(マントル上部にある高温で柔らかい岩石層)の熱的状態を精密に再現しました。その結果、線状に連なる海山列であれ、単独で存在する孤立した海山であれ、その形成はすべてマントル底部から上昇する高温物質と密接に関連していることが分かりました。例えば太平洋海域では、初期段階において地下の大量の高温物質がプレートの下方に蓄積され、多くの孤立した海山が形成されました。その後の地質の進化に伴い、主要なマントルプルームが多くの小規模なプルームに分化し、新たな海山の形成が続いたとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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