






















【5月23日 AFP】世界保健機関(WHO)は22日、アフリカ・コンゴ民主共和国で発生したエボラ出血熱の流行について、そのリスクレベルを最高水準に引き上げたと発表した。
WHOによると、現時点でコンゴにおける確定症例は82件、確定死亡者数は7件となっており、死者数は増加し続けている。さらに疑い症例は約750件、疑い死亡例は177件報告されている。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、ウイルスの拡散に追いつき、感染が疑われるすべての人の接触者を追跡するために、医療従事者が非常に不安定な地域で奮闘しているため、状況は「特に困難」であると述べた。
テドロス氏はスイス・ジュネーブにあるWHO本部で記者団に対し、「コンゴ民主共和国における感染拡大は、確認されている症例数よりもはるかに大規模であると認識している」と語った。
WHOはコンゴにおけるリスク評価レベルを「高い」から「非常に高い」へ引き上げた一方、地域全体のリスクは「高い」、世界的なリスクは「低い」に据え置いている。
この評価は、公衆衛生上の脅威がもたらす潜在的な影響と必要な対応策を決定するためのものであり、今後WHOからの助言が続く予定となっている。
この感染拡大について専門家らは、以前から水面下で広がっていた可能性があると推測している。原因となっているのはあまり一般的ではないブンディブギョ株で、承認されたワクチンや治療法はまだ存在しない。
WHOは現在、ブンディブギョ株への対抗策として、既存の治療法がどれほど有効であるかを検証するため、特定の治療薬の使用を優先的に進めている。
ブンディブギョ株専用のワクチン開発も進められているが、仮に優先順位を上げて取り組んでも、開発には半年から9か月かかる可能性がある。(c)AFP
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