























【6月17日 CGTN Japanese】中国科学院深海科学工学研究所が主導する「世界深淵探査計画」により、重大な発見がもたらされたことが分かりました。同計画の科学調査隊がインド洋南東部のディアマンティナ海溝で大量のクジラ類の化石と完全な鯨骨生態系を確認したとのことです。鯨骨生態系とは、海底に沈んだクジラの遺骸を中心に出現した独特の生態系を意味します。現場では、世界で知られている中でも最も深い、そして規模が最も大きい鯨類化石群と鯨骨生態系が分布していることが確認されました。関連する研究成果は6月10日に国際的な学術誌の「ネイチャー」に掲載されました。
長い間、人類が観測した鯨骨生態系の多くは水深4000メートルより浅い海底に分布しており、これまでの最深記録は4204メートルにとどまっていました。ましてや、水深6000メートルを超える超深海層での鯨骨生態系に関する科学的な記録は一切ありませんでした。
「世界深淵探査計画」の科学調査隊は2023年、科学調査船の「探索1号」に乗り込み、有人深海潜水艇の「奮闘者」を利用して、ディアマンティナ海溝の最深部で1200キロにわたり32回の潜水を実施し、水深4616メートルから7001メートルの海底に化学合成生態系の段階にある鯨骨生態系5カ所とクジラ類化石の堆積476カ所を発見しました。推測によると、この海域におけるクジラ類の遺骸の密度は1平方キロ当たり759.5体に達しており、海域全体の鯨類の総量は1000万体を超える可能性があるとのことです。調査では、遺骸の生物種としてアカボウクジラ5種とヒゲクジラ2種が特定されました。水深6789メートルの海底で発見された鯨骨生態系は、これまでに確認された中で最も深い位置にある鯨骨生態系です。また、水深5610メートルの海底で見つかった鯨骨生態系は長さ約5メートルに達し、今回の発見で最大の鯨骨生態系であり、その遺骸はクロミンククジラのものと判定されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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