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【5月19日 AFP】世界保健機関(WHO)総会が18日、スイス西部ジュネーブで始まった。WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、クルーズ船で確認されたハンタウイルスの集団感染やアフリカ・コンゴ民主共和国で感染拡大が報告されているエボラ出血熱について、国際社会が直面する「最新の危機にすぎない」と警告した。
テドロス氏は演説で、「紛争から経済危機、気候変動、援助削減に至るまで、我々は困難で危険な、そして分断された時代に生きている」と述べた。
その上で、今回の2つの感染事例は「問題を抱えた世界における最も新しい危機にすぎない」と強調した。
WHOは17日、コンゴ民主共和国のエボラ出血熱について「公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言した。また、テドロス氏は、ハンタウイルスの集団感染が疑われたクルーズ船がスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に到着する際、同島を訪れて現地で支援を指示した。
クルーズ船「MVホンディウス」の寄港を受け入れたスペインのペドロ・サンチェス首相はWHOの総会に出席し、「他者を守ることが自分たちを守る最善の方法だ。どの国も単独で自らを救うことはできない」と述べ、参加者のスタンディングオベーションを受けた。
一方、総会では台湾のオブザーバー参加について審議したが、加盟国の中国などが「一つの中国」原則を理由に反対して否決された。(c)AFP
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