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【6月15日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は14日、中東紛争終結に向けた合意まであと「数時間」のところまで迫っていると主張する一方、イスラエルによるレバノンの首都ベイルートへの空爆が調印を遅らせているとして激しく非難した。この空爆を巡り、イラン側は報復を示唆している。
トランプ氏は、自身の80歳の誕生日である14日中に合意が署名されると確約してきた。一方でイラン側は、明確なタイムラインを示すことを拒否しているが、双方とも外交チャンネルが引き続き開かれていることを示唆している。
イランは長らく、戦争を停止するためのいかなる合意も、イスラエルが親イラン武装組織ヒズボラに対する軍事作戦を展開しているレバノンで、並行して行われている紛争を含むものでなければならないと要求してきた。
しかし、ここ数日で合意形成への機運が高まっていた中、14日にイスラエルがヒズボラの拠点であるベイルート南部郊外を空爆したことで、イランの主任交渉官を務める国会議長のモハマドバゲル・ガリバフ氏は「この攻撃は、米国がその約束を実行する意思がないか、またはその能力がないことを示した」と述べ、和平交渉を継続する意味そのものに疑問を呈した。
ここ数週間の交渉で「イランとの合意はほぼ締結された」と繰り返してきたトランプ氏は、米ニュースサイトのアクシオスに対し、今回の空爆によって「調印が遅れた」と語った。
トランプ氏は電話取材の中で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相への怒りを爆発させ、「(調印は)今行われるはずだった。それが、今やここから数時間後の予定になってしまった」と述べた。
「なぜビビ(ネタニヤフ氏の愛称)は、こんなクソみたいな攻撃をしなければならなかったんだ?」「本当に頭にきた。そう彼に伝えた。なんの判断力もない」(c)AFP
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