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【6月9日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は8日、米ニューヨーク市で行われた米プロバスケットボール協会(NBA)ファイナル第3戦を観戦した。前日には市内の主要鉄道駅で刺傷事件が発生。試合が行われたマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)周辺は厳重な警備体制が敷かれ事実上封鎖状態となった。
7戦制のファイナルで、ニューヨーク・ニックスはサンアントニオ・スパーズを2勝0敗とリード。試合会場はテキサスからニューヨークに移った。
当局は、チケットを持たないファンが試合会場周辺に近づくことを禁止し、MSG近くの観戦パーティーも制限した。
会場入口では厳重なセキュリティチェックが行われ、鞄などの持ち込みは禁止。当局や主催者は、当日の観戦者に対して試合開始の少なくとも2時間前に到着するよう呼びかけた。
MSG周辺には高さ約3メートルのフェンスが設置。シークレットサービスの職員が多数配置され、ドローンも活用して警備を強化した。トランプ氏は過去2年間で3回の暗殺未遂に直面している。
ニューヨーク市警(NYPD)のジェシカ・ティッシュ本部長は記者会見で「メッセージはシンプル。ニックスを応援しよう。ただし、試合のチケットを持っていない人は今夜MSGエリアに近づかないでほしい」と述べた。
一部の地元ファンや民主党員からは、トランプ氏の観戦は混乱を招いていると批判の声が聞かれた。
米上院民主党のチャック・シューマー院内総務はX(旧ツイッター)に投稿し、「ニューヨーク市が数十年ぶりに楽しんでいる最高の瞬間の一つなのに、(トランプ氏)はすべてを自分中心にしてしまう。私たちを放っておいてほしい!彼はここで歓迎されていない」と苦言を呈した。
ニックスファンのアンソニー・プーリーさんはAFPに対し、「正直、最悪だと思う。観戦パーティー全体の雰囲気を台無しにした。でも、彼が来て一緒に楽しもうとしているのは、ちょっとクールだと思う」と述べた。
試合開始前、トランプ氏がアリーナの大型スクリーンに映し出されると、ブーイングが起こった。
ニューヨークのゾーラン・マムダニ市長も観戦を予定しており、チケット購入に約1000ドル(約16万円)を支払ったと語った。米民主党急進左派のマムダニ氏がトランプ氏と一緒に観戦する予定はないという。(c)AFP
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