




















発信地:エルサレム/中東・アフリカ [ 中東・北アフリカ ]
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【6月19日 AFP】イスラエルのギドン・サール外相は18日、欧州連合(EU)の外相に当たるカヤ・カラス外交安全保障上級代表がイスラエルのパレスチナ政策を南アフリカで行われていたアパルトヘイト(人種隔離)政策になぞらえたとの報道をめぐり、同氏と一切関係を断つと表明した。
2023年10月にパレスチナ自治区ガザ地区で紛争が勃発(ぼっぱつ)して以来、イスラエルとEUの外交的緊張が高まっており、イスラエル占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸でのイスラエル人入植者によるパレスチナ人に対する暴力は、もう一つの争点となっている。
サール氏は18日、カラス氏がイスラエルに対して「執拗(しつよう)かつ露骨な不公正さ」を向けていると非難した。
サール氏の発言は、欧州のニュースメディア「ユーラクティブ」の報道を受けたもの。同メディアは、カラス氏が先月、メキシコ政府高官との非公開会合の中で一連の発言を行ったと報じていた。
サール氏は、「今日に至るまで、否定も、説明も、回答もされていない」と指摘。
「したがって、イスラエル国の外相として、カラス氏が世界で唯一のユダヤ人国家であり、中東で唯一の民主主義国家でもあるわが国に向けた『血の中傷』を撤回するまで、同氏と同氏と一切関係を断つしかない」と述べた。
■「卑劣で中傷的な発言」
カラス氏は18日、サール外相の発言にソーシャルメディアと記者会見で2度にわたり応じたが、問題とされている「アパルトヘイト」発言の有無については言及を避けた。
イスラエルとの関係が議題に含まれるEU首脳会議に出席するためベルギーの首都ブリュッセルに到着した時、カラス氏は「非公開会合で何が語られたか、語られなかったかについてコメントするつもりはない」と強調。
「例えば、ヨルダン川西岸における暴力的な入植者や入植地の拡大などについて、私たちとイスラエル側の意見が常に一致しているわけではないのは事実だ」としつつも、サール氏とは「オープンかつ率直な」議論を行ってきたとし、今後もそれが継続されることを望んでいると付け加えた。
この激しい対立は、EU首脳がイスラエルに対する次の措置、イスラエル閣僚への制裁の再プッシュや、ヨルダン川西岸の入植地に関連する貿易を標的にすることなどにについて議論するタイミングで発生した。
カラス氏は今回の首脳会議で厳しい追及に直面する可能性が高い。
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は首脳会議を前に、「私はこの言葉の選択(アパルトヘイトという表現)に賛同しない。われわれはこの件について話し合う必要がある」と述べた。
サール氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「もしあなた(カラス氏)が実際にこれらの卑劣で中傷的な発言をしたのであれば、その責任を持ちなさい」「もし言っていないのであれば、否定しなさい」と迫った。(c)AFP
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