
























【6月16日 AFP】ギリシャの主要な野生動物保護団体は15日、殺されている野生のクマ3頭を2日間で立て続けに発見したと発表した。その中には、数週間前に野生復帰したばかりの若いメスの個体も含まれていた。
「アークトゥロス」と「カリスト」の両団体によると、3頭のうち2頭は銃で撃たれた跡が確認されたという。
もう1頭は、保護団体によって救出され、1年間の飼育環境を経た後で野生復帰した「サーシー」で、毒入りの餌を食べたとみられる。
3頭は12日と13日、西マケドニア地域で死んでいるのが見つかった。この地域では、動物による作物の食害や居住地域への侵入といった問題が繰り返し指摘されていた。
アークトゥロスによると、昨年8月に生後7か月で昏睡状態のところを発見され、今年5月下旬に野生に戻されたばかりのサーシーの死骸は、3日間にわたり放置されたままだったという。
保護団体は「2日間で3頭のクマが死ぬのは『不運な出来事』ではない」とする声明を発表。「問題に対して、意味のある対応がなされていないこと、そして関係当局の対応能力が依然として重大な欠陥を示していることの最も悲劇的な証拠だ」と述べた。
また、毒殺された動物の死骸は「他の野生動物や家畜にとって二次的な中毒源となるリスクがある」として、当局の対応を批判した。
保護団体によると、ギリシャには700頭以上の野生のヒグマが生息しており、10年前の500頭未満からは増えているが、依然として保護種に指定されている。(c)AFP
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