惯性聚合 高效追踪和阅读你感兴趣的博客、新闻、科技资讯
阅读原文 在惯性聚合中打开

推荐订阅源

J
Java Code Geeks
G
Google Developers Blog
Blog — PlanetScale
Blog — PlanetScale
U
Unit 42
A
About on SuperTechFans
Vercel News
Vercel News
B
Blog
Martin Fowler
Martin Fowler
MyScale Blog
MyScale Blog
Cyber Security Advisories - MS-ISAC
Cyber Security Advisories - MS-ISAC
腾讯CDC
D
Docker
V
Visual Studio Blog
博客园 - 叶小钗
The Cloudflare Blog
Jina AI
Jina AI
B
Blog RSS Feed
钛媒体:引领未来商业与生活新知
钛媒体:引领未来商业与生活新知
WordPress大学
WordPress大学
T
Tailwind CSS Blog
MongoDB | Blog
MongoDB | Blog
D
DataBreaches.Net
月光博客
月光博客
大猫的无限游戏
大猫的无限游戏

リアルサウンド

『ほんのモキチ』は宮藤官九郎らしい“笑い×シリアス”に期待 バカリズムと共通する現代性 『無職転生III』本編映像使用の新PV公開 EDテーマは中島美嘉「祈り、終われば」 庄司浩平、“メロすぎる”赤パーカーオフショット 『E.T.』エリオットの名シーン完全再現 河合優実、初の朝ドラヒロインに「やる気まんまんです!」 宮藤官九郎との再タッグに感謝 愛なき都市に恐怖が連鎖する エドワード・ヤン『恐怖分子 デジタルリマスター』予告編 セッションミュージシャンを描くドキュメンタリー 『イミディエイト ファミリー』本編映像 岸井ゆきの、ジェームズ・グレイ&濱口竜介との対面に感激 「もの凄いものを観ました」 真田広之、次世代の表現者へ送るエール 「架けた橋を誰も渡らなかったら意味がない」 河合優実、2028年度前期朝ドラ『ほんのモキチ』ヒロインに決定 脚本は宮藤官九郎 『風、薫る』第50話、りん(見上愛)が夕凪(村上穂乃佳)を救う手だてを考える 『惡の華』ドラマ版で際立つ普遍性 井頭愛海演じる佐伯奈々子が“裏主人公”に 『君の好きは無敵』に小野花梨、白本彩奈ら出演 はんにゃ. 金田哲が松本若菜の恋人役に 朝ドラはなぜ“芸人”と相性がいい? 『風、薫る』原田泰造、シソンヌじろうらがアクセントに 『世にも奇妙な物語 ’26夏の特別編』6月27日放送へ 上川隆也がベテラン刑事役で初主演 ワン・ホーディーは撮影現場で”7歳児”!? 中国ドラマ『大奉打更人』特典映像の一部が公開 ジョン・ヒューストン監督特集、8月7日より開催へ 『アフリカの女王』『赤い風車』など上映 田辺桃子主演映画『きみの音が見えたとき』2027年秋公開へ 仲村トオルが父親役に 『月夜行路』“ルナ”波瑠が父と向き合う最終章へ 夏目漱石が導いた遺言書の行方 何かを叫ぼうとする松村北斗 『告白-25年目の秘密-』純愛と狂気が交錯するティザー映像 『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』8月26日ソフト化 DX版にはブックレットも 鬼頭明里×下野紘×花江夏樹がプリクラ満喫 “鬼滅声優”とヤドンのわちゃわちゃがかわいい 『バナ穴 BANA_ANA』稲垣吾郎×草彅剛×香取慎吾の場面写真公開 上映劇場も決定 『素晴らしき新世界』『地獄に堕ちるわよ』に共通点? “悪女”がNetflixで人気の理由 山下美月、気品漂う黒のドレス姿 『キングダム 魂の決戦』ワールドプレミアに登壇 名探偵の“謎解きルーティン”はなぜ必要? 『LOVED ONE』『月夜行路』の意外な共通点 『氷血』北山宏光と加藤千尋が恐怖を煽る予告編公開 ポスタービジュアル&場面写真も 『風、薫る』去りゆく友の寂しさを背負って “りん”見上愛と“直美”上坂樹里が選ぶ道 宇垣美里×篠田麻里子『おちたらおわり』に佐津川愛美、風吹ケイ、鈴木紗理奈が出演 ニコラス・ホルト主演×デヴィッド・リーチ監督 『銀行強盗:完全マニュアル』9月4日公開 『リボーン』“最後のヒーロー”が暗示するものは何か 多くの謎を残したまま最終話へ
『風、薫る』明治の手取り問題を『ばけばけ』と比較 シマケ...
石河コウヘイ · 2026-06-23 · via リアルサウンド

 『風、薫る』(NHK総合)第62話は、ナレーションを務める研ナオコの言葉を借りれば「行き違い、すれ違い、新しい風が吹いてきた」ドラマ後半への布石だった。

 看護を学びたいというツヤ(東野絢香)の願いは聞き届けられた。りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は院長の多田(筒井道隆)に頭を下げ、特別に受講が認められた。ツヤは看病婦の仕事と並行して、空き時間と休日に講義に参加することになった。生徒たちも、ツヤが看護婦志望であると知って教室に迎え入れる。

 看護婦養成所を卒業し、帝都医大病院で働きはじめたりんたちだったが、いきなり看護婦取締に任命され、看護科の第1期生を教えることになった。自分たちでいいのかという戸惑いに加えて、生徒の姿勢もプレッシャーになる。直美は、優秀な生徒たちを教えられるのかとこぼしながら「バーンズ先生の夢でもあるし、頑張らないとね」と言って、気持ちを切り替えた。

 そして迎えた給料日。いそいそと裏庭の切り株に集合したりん、直美、多江(生田絵梨花)、トメ(原嶋凛)の4人は、給料袋を開いて顔を見合わせる。入っていたのは10円。明治22年当時の1円はおよそ2万円前後で、初任給としては多くも少なくもないというところだろうか。

 ただし、りんたちからすれば、当初、看護婦の月給は30円と聞いていたので「話が違う」と言われても仕方がない。同じ看護婦でも、海外とトレインド・ナースが導入されたばかりの日本では待遇に差があった。

 ちなみに、前作『ばけばけ』(NHK総合)で、ヘブン(トミー・バストウ)の女中になったトキ(髙石あかり)が受け取った給金の額は月20円で、当時としては高給だったことがわかる。作中でサワ(円井わん)が驚いたのも無理はない。

 給与が10円だったことで現実的な問題が生じる。りんと一家は、卯三郎(坂東彌十郎)が物置にしていた離れに住んでおり、給料がもらえるようになったら出て行く約束だったが、これでは出て行こうにも住む場所が見つかるかもわからない。安(早坂美海)が嫁いだ後も、環(英茉)と美津(水野美紀)と3人で暮らしていくのだ。

 直美も、以前住んでいた長屋を訪れたときに、空きがないと聞かされていたので、りんと直美の前に住宅問題が喫緊の課題として浮上した。

 さて、シマケン(佐野晶哉)である。夜通し机に向かい執筆する背中は、何かに取りつかれたような鬼気迫るものだった。でき上がった原稿にタイトルと名前を書き入れ、筆を置いた。筆名は「島田健次郎」にしたようだ。書き上げた原稿を抱えて向かったのは団子屋の店先。りんを待っていたが待ち人は来ず、行き違いで二人は出会えなかった。

 このことは何を意味するのか? 占い師の真風(研ナオコ)は、りんに「順風満帆なときこそ気を付けるんだよ。間違いが正しくて、正しいが間違いのことがある」と意味深な言葉を投げかける。たしかに、看護婦になって働くりんは、給料が少なかったことをのぞけば順風満帆である。占い師は未来を予言するので、真風の言葉が正しいとすると、正解だと思ってした選択が、間違いだったことになるのだろうか。

 シマケンは、初めての作品をりんに見せたかったのだろう。感想をもらいたかったのかもしれない。何を言われても、りんの言うことならシマケンは喜んで受け止めたはずだ。その機会を逸したことは、二人の今後にどう影響するのか。

 語りを担当する研ナオコは、意外にも朝ドラは今作が初出演。作中で占い師の真風としても登場する。風を読む真風は人間の運命を知っている。最小限のかかわりによって未来へ手招きする真風は、存在自体が風のようだ。印象的なトーンを持ちながらまったく耳ざわりではない研のボイスは、この役に適任である。

■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜~金曜12:45~13:00再放送
NHK BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
NHK BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:見上愛、上坂樹里
脚本:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春、橋本万葉ほか
写真提供=NHK

石河コウヘイ

エンタメライター、「じっちゃんの名にかけて」。東京辺境で音楽やドラマについての文章を書いています。

石河コウヘイの記事一覧はこちら