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『トイ・ストーリー』が世界中の観客の心を掴んできた理由と...
リアルサウンド映画部 Follow on SNSFollow on SNSFollow on SNSAuthor web sit · 2026-06-12 · via リアルサウンド

 7月3日に日本公開されるディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー5』の監督を務めたアンドリュー・スタントンと共同監督のケナ・ハリスが、『トイ・ストーリー』シリーズが愛される理由について語った。

 世代を超えて世界中の子どもから大人まで広く愛され続けてきた『トイ・ストーリー』シリーズ。そんな本シリーズが30年にもわたり世界中の人々の心をつかみ続けている理由について、スタントン監督は、「描かれている物語がおもちゃの話でありながら、誰もが大人になる中で経験したことがある“自分自身の物語”だから」だと明かした。

 1995年に全米公開された『トイ・ストーリー』は、世界初の長編フルCGアニメーションとして映画史を変えた歴史的作品であり、今なお愛され続けるディズニー&ピクサーの代表作。日本では1996年3月23日に公開され、その革新的な映像表現と世代を超えて共感を呼ぶストーリーで大ヒットを記録した。その後も『トイ・ストーリー2』(2000年)、『トイ・ストーリー3』(2010年)、『トイ・ストーリー4』(2019年)とシリーズは続き、公開のたびに世界中で社会現象級の人気を獲得した。『トイ・ストーリー』から『トイ・ストーリー4』まで全4作に脚本・原案などとして携わり、『トイ・ストーリー5』では監督を務めたスタントンは、『トイ・ストーリー』シリーズがこれほどまでに世界中で支持されてきた理由について、「子どもの頃のことは、誰もがよく覚えているもの。大人になるにつれて人はそれぞれの道を選ぶようになり、経験や思い出も様々になりますが、人生の最初の5~10年には、誰にでも共通する部分が非常に多いのです。子どもから成長していく過程というのは、時代や国境を超えてわかりあえるものなのだと思います」と明かし、国や文化が違っても、子ども時代にお気に入りのおもちゃと過ごした記憶が誰にでもあるからこそ、『トイ・ストーリー』の物語が世界中で愛され続けているのだと語った。

 大切なおもちゃをどこへ行くにも持ち歩き、遊び相手になってもらったり、ときには慰めてもらったり一緒に眠ったりと、子どもにとっておもちゃは友達であり家族のような存在。しかし成長とともにだんだんおもちゃで遊ばなくなっていき、押し入れへしまい込んだり、誰かに譲ったり、時には捨ててしまうことも。『トイ・ストーリー』シリーズでは、そんな誰もが経験してきたことを“おもちゃたちの一大事”としてハラハラドキドキの大冒険を描いてきた。スタントン監督は「僕も子どもの頃、もう使わなくなったおもちゃを玩具箱から出して置いておくべきか、それとも箱の底に戻すべきかとよく悩んだものでした」と振り返る。また、共同監督のケナ・ハリスも、「このシリーズで物置にいるおもちゃはみんな、子どもの元に戻ってまた一緒に遊ぶことを心の底から切に願っています。でも、その日はおそらく二度と訪れないんですよね。そういったシーンを作っている時、私たちはいつも大きな罪悪感を覚えましたし、きっと観客が少し胸を痛めてしまうのも、それが決してフィクションの出来事ではなく、自分自身も経験してきたことだからなのだと思います」と語った。

 そんなシリーズ最新作となる『トイ・ストーリー5』では、子どもたちがおもちゃではなくスマホやタブレットに夢中になる現代が舞台となる。本当はまだまだおもちゃで遊びたいけれど、タブレットに夢中な周囲の子どもたちと話が合わず友達ができなくて悩むボニーと、彼女を心配しているおもちゃたち。そんなある日、両親からのプレゼントでボニーの部屋に最先端タブレット「リリーパッド」が現れたことで日常が一変。周囲の子どもたちと同じように画面の中の世界へ夢中になっていくボニーの姿を前に、おもちゃたちはかつてない危機に直面する。そんな一大事に、ジェシーのSOSを受けたウッディが再び仲間たちのもとへ駆けつける。久々の再会を果たしたジェシーとウッディとバズたちは、再び肩を並べて“デジタル”という史上最大の脅威に立ち向かう。変わりゆく時代の中で、おもちゃにできる本当の役割とは。

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■公開情報
『トイ・ストーリー5』
7月3日(金)全国劇場公開
監督:アンドリュー・スタントン
共同監督:ケナ・ハリス
製作:リンジー・コリンズ
声の出演:唐沢寿明(ウッディ役)、所ジョージ(バズ役)、日下由美(ジェシー役)、竜星涼(フォーキー役)ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
全米公開日:2026年6月19日/原題:Toy Story 5
©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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