



















VMware Cloud on AWS より新しいインスタンス「i7i.metal-24xl」がリリースされました。VMware Cloud on AWS のお客様は、ワークロードの特性や予算に応じて最適なホストを選択する幅が広がりました。尚、本ブログは「Announcing the i7i.metal-24xl Instance for VMware Cloud on AWS」の抄訳版です。
VMware Cloud on AWS のリリース以来、Amazon Web Services(以下 AWS)と ヴイエムウェア(現ブロードコム)は「i3.metal」や「i3en.metal」、高密度インスタンスの「i4i.metal」を順次提供し、それぞれ用途に特化したベアメタルインスタンスのポートフォリオを拡大してきました。2026年4月1日より、新しいインスタンス「i7i.metal-24xl」の提供を開始します。
この i7i.metal-24xl は、第5世代 Intel® Xeon® スケーラブルプロセッサー(Emerald Rapids)と第3世代 AWS Nitro SSD、高速 DDR5 メモリを搭載しています。i7i.metal-24xl は、x86 ベースのストレージ最適化 Amazon EC2 インスタンスの中でも最高のコンピューティングおよびストレージパフォーマンスを提供します。VMware Cloud on AWS のお客様は、前世代インスタンスよりも I/O スループットの大幅な向上や遅延の低減、価格性能比の改善などのメリットを享受できます。
i7i.metal-24xl は、I/O 負荷の高い(予測可能なサブミリ秒の遅延で最高レベルのランダム IOPS 性能を必要とする)ワークロード向けに設計された汎用ベアメタルインスタンスです。

i7i.metal-24xl は、本日より以下 AWS リージョンで利用できます。詳細については、ドキュメント「AWS Region and Availability Zone Support」をご覧ください。

VMware vSAN は、i7i.metal-24xl に搭載されているローカル NVMe ドライブ上でネイティブに動作します。vSAN の圧縮を有効にすると、ワークロード特性や FTT/RAID ポリシー、データ削減率に応じて、3ノードクラスタで十分な実効容量を提供します。ただし、実際のパフォーマンスは環境によって異なるため、お客様はご自身のデータプロファイルに合わせてサイジングする必要があります。
i7i.metal-24xl では、Hyper-threading がデフォルトで有効になっており、ホストあたり96個の論理コアを提供します。これは、CPU スレッドの並列処理によるメリットを享受できるアプリケーションに最適です。また、アプリケーションのパフォーマンスやソフトウェアライセンスに関する特定の要件をお持ちのお客様には、使用する物理コア数をホスト単位でコントロールできます。VMware Cloud on AWS は、CPU コア数をカスタマイズするオプションを提供おり、i7.metal-24xl ベースのセカンダリクラスタの場合、以下の構成を選択できます。
この CPU コア数のカスタマイズは、Oracle Database や Microsoft SQL Server といったコア単位ライセンスのソフトウェアを利用する場合にメリットがあります。ホストのアクティブなコア数を減らすことで、ホストのメモリやストレージ容量を犠牲にすることなく、ライセンスコストを大幅に削減できます。
さらに、i7i.metal-24xl を使用した新規 SDDC 環境では、マルチアベイラビリティゾーンのストレッチドクラスタ構成を選択することもできます。これにより、単一リージョン内の2つの AWS アベイラビリティゾーンにわたってワークロードの高可用性を確保できます。なお、ストレッチドクラスタ構成では、デフォルトで vSAN OSA が有効になります。
i7i.metal-24xl の価格やリージョン別提供状況、購入オプションの詳細については、ブロードコムの担当営業にお問い合わせください。アカウント担当者が不明な場合は、Broadcom Sales にご連絡ください。
i7i.metal-24xl を利用する場合、既存の SDDC 環境を「SDDC バージョン 1.26v2」にアップグレードする必要があります。早期アップグレードをご希望の場合は、お客様の VMware Cloud 組織情報や SDDC の詳細、ご希望のアップグレード日を明記の上、サポートリクエストを送信してください。サポートチームが次のステップを調整します。
VMware Cloud on AWS のお客様は、i7i.metal-24xl インスタンスを使用して新しい SDDC をデプロイするか、既存の i3.metal、i3en.metal または i4i.metal から新しい i7i.metal-24xl にワークロードを移行するかを選択できます。i7i.metal-24xl は、SDDC バージョン1.26v2 の環境でのみ利用できます。
i7i.metal-24xl を使用して新しく SDDC をデプロイする場合、最新の SDDC バージョン 1.26v2 が適用され、クラスタには vSAN ESA がディフォルトで適用されます。SDDC をデプロイする手順については「Deploy an SDDC from the VMware Cloud Console」をご覧ください。

既存の SDDC に i7i.metal-24xl を使用してクラスタを追加できます(事前に SDDC バージョン 1.26v2 にアップグレードしておく必要があります) 。実行中のワークロードに影響を与えることなく追加できます。クラスタのプロビジョニングが完了すると、vSphere vMotion を使用して既存のクラスタから新しい i7i.metal-24xl クラスタへ仮想マシンを最小限の影響で移行できます。詳細な手順については「Add a Cluster」をご覧ください。

既存の i3.metal や i3en.metal、i4i.metal クラスタを i7i.metal-24xl のクラスタに移行または変換するには、いくつかの方法があります。
● i3.metal、i4i.metal、または i3en.metal クラスタ環境で運用されているお客様は、vSphere vMotion を使用して i7i.metal-24xl クラスタへ簡単に移行できます
● ブロードコムは、ご要望に応じてクラスタのホストタイプを入れ替えるサービス「クラスタ変換サービス」も提供しています。詳細については、「Converting Host Types in Cluster」をご覧ください。尚、ハードウェアの互換性制限のため、仮想マシンハードウェアバージョン21で仮想マシンを実行しているクラスタは、i4i.metal から i7i.metal-24xl への変換が対象外になりますのでご注意ください
サイジングやクラスタ変換計画に関するサポートが必要な場合は、ブロードコムの営業担当者にお問い合わせください。VMware Cloud Sizer を使用すれば、ホスト台数の算出やワークロードベースのサイジング、クラスタ変換サービス時のホスト台数算出などを行うこともできます。
ブロードコムの営業担当者にご連絡いただき、i7i.metal-24xl が VMware Cloud on AWS 環境の最新化にどのように役立つかをご確認ください。vmc.broadcom.com にアクセスして、新しい SDDC の構成やサイジングオプションの確認、ワークロード評価などをご依頼ください。
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